【万博】長久手日本館
左の竹かごのような建物が長久手日本館、右の塔は、名古屋市パビリオン大地の塔
事前予約システムを使っても、トヨタグループ館に迫る勢いで予約しにくい長久手日本館。期待半分、疑い半分で行ったのですが、「地球の部屋」にある「世界初360度全天球型映像システム」を見るだけでも価値のあるパビリオンでした!トヨタグループ館は、テレビで紹介されるものとほとんど同じものを自分の目で見るだけですが、長久手日本館の「地球の部屋」は、テレビで見るのと違って、自分で体験してみないと分からない臨場感があります。一度は行ってみる価値のあるパビリオンだと思います。
今回、足が弱い義母を連れて行ったので、会場で車椅子を借りて回りましたが、事前予約の別入口の中にはエレベータも設置されているので、バリアフリーは完璧でした(^^)。
コンセプトは『つなぎ直そう。人と自然』ということで、「日本の経験、“20世紀の豊かさから21世紀の豊かさへ”」をテーマに、人と自然とのつながりを取り戻すことの大切さを呼びかけているそうです。
ゾーン1では、人類が地球規模で直面しているさまざまな環境問題をスクリーンを通して感じ取れるということらしいのですが、普通の速さで通りすぎて行くと、ぱぁ~っといくつものスクリーンを見たという記憶だけで、環境問題を感じとることができませんでした(^^;。きっとじっくり見ていかないといけないゾーンだったんですね(^^;。
ゾーン2は、動く歩道に乗って、戦後60年間の日本を経験できます。10年ずつに分けられた6つの時代ごとに、古い電化製品やグッズが展示してあるので、昭和時代の懐かしい思い出にふけることができます。力道山の放送が流れた古いテレビや、子供の頃読んだような雑誌などなど、師勝町にある歴史資料館をご存知の方なら、あれの縮小版といったイメージをされるといいかもしれません。昭和レトロの品々が懐かしく、もっと見ていたいくらいでしたが、動く歩道なので否応無く進んでいきます(^^;。
「日本が達成してきた豊かさや環境問題など諸問題とそれを克服する過程を振る返るとともに、新たに発生してきた地球規模の様々な課題を問いかけていく」というテーマがあるらしいのですが、懐かしさを楽しんでいたらあっという間に終わってしまいました(^^;。
そしてしばらくプレ映像の部屋で、前の組の人が「地球の部屋」から出て行くのを待ち、お待ちかねの
「地球の部屋」へと入ります。
「世界初の360度全天球型映像システムによる今までにない映像体験ができる」という謳い文句のこの部屋では、大空を舞う鳥の群れなどの地上の映像から始まり、海の中へと入って行くのですが、高所恐怖症の私には怖くて真中の手すりにつかまって座り込んでしまったくらいの臨場感がありました!初めてダイビングを経験したときの怖さを思い出しました(^^;。
直径12.8m(地球の100万分の1スケール)の球体のなかの映像は、今まで体験したことのないものでした。あっと言う間に終わってしまった気がします。この部屋だけのために、再訪したいと思っています(^^)。
ゾーン3では、「森の持つ癒しの力」を光と音、香り、映像を駆使して作っています。興味の無い人は出口に直行しているようですが、なにやら不思議な技術によって淡水魚と海水魚が同じ水槽で泳いでいたり。。。と私にとっては結構興味深いゾーンでした。ダンボールのような素材を光や香りなどの技術だけで、森林に見せているのも感心しました。
竹籠を伏せたような外観は単に日本をイメージしただけかと思いきや、「屋根に打ち水」や「バイオマス」などなどさまざまな環境技術と素材の実験をしているパビリオンだそうです。
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Comments
はじめまして!TBありがとうございます。
ずいぶん賑やかな万博日記ですね。
感動を書き残すことは喜びを倍増させる気がします。書かなければ、素通りしてしまいそう。
万博とBlogに出会えたことに「ありがとう」です。西王母さんのBlogにも感動を感じられて楽しいです。
それでは、また!
Posted by: minyde | 2005.04.29 05:35 PM
☆minydeさん
コメントありがとうございました。
うちのダンナが大阪万博の幼児体験から万博にハマッているため、今回の万博も期間入場券を買って備えておりました。そして、通っていたら、私もすっかりハマッている状態です(^^;。決定するまでは、万博反対!って思っていたのに。。。
またブログ、おじゃまさせてくださいねっ!!
Posted by: 温泉あひる | 2005.04.30 01:11 AM