【万博】瀬戸日本館の群読「一粒の種」
長久手会場と打って変わった落ち着きのある瀬戸会場ですが、ここでのイチオシお勧めは、瀬戸日本館の群読「一粒の種」です!
すでに4回見ていますが、万博初日に見た時と比べて、最近は役者さん達が痩せて、顔が引き締まってきたような気がします(^^;わらべ歌のシーンでは、ふっくら顔の女の子がぴったりだなぁ~と思っていたのに、最近ではみんなキリリと細くなってきているようで、万博終了近くになったら、もっともっと痩せて雰囲気に合わなくなってしまうのかしら(^^;?といらぬ心配をしていたりします。ちなみに、今朝の朝日新聞に載っていましたが、少年役の男性は、4キロほど痩せたそうです。
1日15回程度公演しているので、整理券はかなり手に入りやすいです。行けば配っていますから、時間があればまず「瀬戸愛知県館」へ入って、その後「瀬戸日本館」へというルートをとればいいと思います。
内容としては。。。(ネタバレというか詳細内容を書いていきますので、当日までのお楽しみという方は、以後読まないで下さいね。)
まずはプレショーゾーンは立見で、和紙の壁に和の映像が映し出されます。足元はバリアフリーにはなっているのですが、真中の方が少し高くなっていたりと高低差があるため、立っていても不安定な感じがします。以前はかなり空いていたので、好きな場所から見ることができましたが、6月中旬に行ったときは、2列で左端からびっしりと並んで埋めて行くシステムに変更になっていて、人が多くて息苦しい感じでした。
内容は、伝統的な着物柄、折り鶴、扇子、瀬戸物、能などなど和の映像が音楽に併せて7分ほど上映されます。和の世界が大好きな私としては、このプレショーも結構気に入っています(^^)。終わると、左端の前の人から順に館内エスカレータで2階へ上がって、円形シアターに案内されます。以前は、こういうしっかりしたシステムになっていなかったので、前にいる人が押し寄せて大変でしたが、さすがに改善されたようです。
円形シアターは、真中が舞台になっていて、それを囲むように座席が作られています。舞台だけでなく、舞台の周りや、会場内の一番後ろの部分、階段を使って役者さん達が走りまわるので、どこに座っても迫力ある群読を楽しめます。それでも、私的お勧め位置は、できるだけ舞台に近くて、脇に階段があるところです。さらに迫力が増します(^^)。
男女33人が約15分間群読を行います。朝日新聞によると8人いる少年役の役者さんは、2000人の応募者からオーディションで選ばれたとのこと。66人の役者さんが1日交代で舞台に立っているそうです。
内容は、ミュージカルというのともちょっと違う独特の節回しで台詞を大勢で群読したり、バナナの叩き売りや電気飴、七味唐辛子、がまの油の口上があったり、とにかくマンパワーを感じさせる舞台で15分が飽きることなく進みます。特に3・3・7拍子でことわざやわらべ歌の台詞を群読する部分は、テンポがよくて気に入っています。「はじめちょろよろなかぱっぱ」とか「亀は千年、鶴万年」とか、昔からよく耳にしたような言葉をつなぎ合わせてうまく台詞が作られているのには感心しました。
役者さんたちのエネルギーをもらえる気がする「瀬戸日本館」。ロボットたちが活躍する長久手会場のパビリオンもいいですが、「人間ってすごいな!」と思わせてくれるこのパビリオンもお勧めです。
★★★★★
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Comments
温泉あひるさん、こんにちは。
σ(^_^)も、この「一粒の種」は大好きです。
温泉あひるさんは、もう4回もご覧になったのですか?すごいですねぇ。σ(^_^)は、まだ2回です。
ところで、あの役者さんの衣装が「あまり、日本的でない。」という意見もあるようですが、どうでしょうか?
純粋な和服だと走りにくいし、袴みたいなのにすると、うどん屋チェーン店の店員みたいだし、お祭りの衣装だと、あまりに直接的だし。
それで、ああいったデザインになったのかも知れませんねぇ。
よく見ると、奈良時代の衣装ようなイメージで、より”原”日本的なイメージを狙ったのかもしれません。
Posted by: 宮沢 靖 | 2005.06.24 08:47 PM
☆宮沢さん
役者さんの衣装を最初に見たとき、ちょっと中国風な印象を受けましたが、よく考えてみると、うちの町内の車山に乗っているからくり人形の唐子もあんな感じの服を着てますし(^^;。
デザインされた方の意図も知りたいですねっ!
Posted by: 温泉あひる | 2005.06.24 11:33 PM
σ(^_^)も、「どこかで見たような・・・」と思っていたら、そうでした「唐子」のような衣装ですね。
もともと「唐子」とは、”中国の子供”といういみですから、やはり中国風なんでしょうか。
最初のほうに登場する、鎧を着た人の衣装など、仏像の「十二神将」などを連想させます。
Posted by: 宮沢 靖 | 2005.06.25 07:35 PM